気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

2007-01-01から1年間の記事一覧

今だから面白い、鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』

『動物化するポストモダン』でおなじみ、東浩紀せんせの弟子が著者らしい。ある人から「君を見てると、まさにカーニヴァル化って感じがするんだよ」と言われ渡されたこの本は、たぶん、20代後半から30代前半の、ベンチャー企業に勤めてる人だったら頷いちゃ…

本谷有希子『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』はキャラクター小説

自己を肯定するために、挫折を周りのせいにし続ける女優志望の姉、澄伽。そんな姉の様子を観察することに、面白さを見出してしまった妹、清深。中心人物の二人をはじめとした登場人物が特徴的で、ある特定の感情であるとか、環境であるとか、キャラがとても…

2007年が終わるまでに、40冊の本を紹介するよ

●今って、読書流行ってんのかな?最近なんだか、読んでる本やオススメの作家を聞かれることが多い。春だしね。新社会人になったとか、今年度は本を読もう!とか、そういう決意のたまものなんだろう。じゃあ、せっかくだからぼくもその流れにのって、ちゃんと…

まめ知識:シティボーイズミックス PRESENTS 『モーゴの人々』の音楽担当は、時効警察も担当している坂口修

シティボーイズミックス PRESENTS 『モーゴの人々』を見てきました。スタート直後はどうもぎこちなく、特にゲストのムロツヨシが浮いていて、見てるこっちがハラハラ。ちょっと調子にのってアドリブを入れると、大竹まことがすぐ「お前がはじめたんだから最…

耳元でファルセット

遅ればせながら、STAR TOURSに来て頂いた方、いっしょに遊んでくれた方々、ありがとうございました!さすが2回目。相変わらずのごった煮感の中にも多少のまとまりが見られて、なんかイベントっぽい顔つきが出てきたのでは?個人的には℃-uteを大きな音でかけ…

明日、28日(土)は本マグロだよDJ祭りです

「シャリよりも先に溶けてしまうがな!この柔らかさはッ、なんや!」口にした瞬間、だれもが京極さんになった築地の夜。はじめて大トロ食べましたうまいのなー、あれ。うまみ、コク、まろやかさ。やっぱマグロは中トロ、通は赤身だよね、なんて言ってたのが…

4/28(土)、下北沢でDJを致します

また久々にDJをさせて頂きます。- STAR TOURS N°1 http://startours.exblog.jp/ 2007.4.28. sat at altoto http://homepage2.nifty.com/altoto/ open. start_22:00 2000yen. 2drink - DJ sekine_BOY MEETS GIRL omo*8_P.R.O.M. cohei_Galaxy Creation kandac…

世界を斜め上から見るレッスン集

東京夜話 (新潮文庫)作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (88件) を見る『麦ふみクーツェ』や『プラネタリウムのふたご』みたいな世界観を作り出す以前のいしいしんじ…

ケーススタディで確認するコンサルタントの手法

モテるコンサルティング戦略作者: 織田隼人出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (14件) を見る戦略コンサルタントの手法を恋愛に適応、ケーススタディで学ぶ経営の基礎。身も蓋もないタ…

YouTubeで見る90年代初頭のロボットアニメ

今夜はYouTubeをちょう有りがたく感じた。中学生当時好きだった『疾風!アイアンリーガー』のO.Pを島本和彦が絵コンテ切ってるバージョンを発見。 島本和彦は必殺技の設定なんかを考える設定協力として参加していたらしい。おおお、十数年間しらなかったよ。…

可愛いだけの女の子は、もうたくさん

Lily Allen - Alfie 虎ノ門あたりを自転車で抜けるとき、ちょうどiPodから流れてきておおーと思った。リリーアレンのいいとこは可愛くてポップなのに、ストリート感ていうか、スプーン一杯分の毒も混入させてるところ。そのクセモノ感が休日のオフィス街に漂…

生産性のあるひきこもり

気を抜くと土日でもすぐ仕事をしてしまう。いよいよこれはワーカホリック気味なのかも。働くことがキライじゃないので苦ではないけど、なんか了見が狭くなっちゃう気がしてなー。なるべく休日には予定を入れるようにしていこうっていま決めました。人にあう…

LingrというWebチャットを華麗に多目的に使ってみる

Web

チャットルームつくりました。いまはやりのLingrってやつ。Ajaxがもりもり動いてます。チャットとしてはほとんど機能しないだろうから、掲示板的に使えればいいなー。画像はもちろん、YouTubeやmp3も簡単に貼れるみたい。日記だとコメントがどうしてもエント…

科学に詳しいカフェ店員、みたいな雑誌

●専門的なことって、解り始めると面白い。でも、その分かり始めるまでが大変なんだよね。どこから手をつけたらいいのか分からないし、専門書は難しいし。とすると、入門書みたいなのを手にするわけだけど、どうも装丁がイケてなかったり、文章がカタくて飽き…

就活知ってます、という気になれるいくつかのポイント

新卒採用にビミョーに携わることになった(決定権はないよ。あしからず)。昨日のこともあり、「ほらぼくもうオッサンだから」なんて自分をくさしながら若者の心情を調査しようとネットを見てたんだけど、みんな結構ブログとかに活動内容書いてんのね。面白…

若い女の子と追いかけっこをする土曜

歳取るってのは、生命力が衰えるってこと。そんな当たり前のことを、はじめて自らのことと実感したよ。撮影のために9才の女の子と会ったのだけど、すぐ走るんだよね。寒いからって、唐突に走り出すし、「ヒマだなー」なんて声が聞こえたのでその子のほうを見…

 W-ZERO3ファースとレビュー(試しうち)

テストテスト。W-ZERO3でじゃいてます、じゃなかった書いてます。両手打ちのキーボードが変な感じ。慣れれば根っこう、じゃなかった結構早打ちできそうだけどいまは間違いが多いね。

AIR-EDGEからW-ZERO3に乗り換えました

W-ZERO3を今更ながら購入しちゃった。明日あたり届く予定。Willcomから、「AIR-EDGEから乗り換えませんか?」という案内が来ていたのでつられて。グレードアップキャンペーンとして、データ通信カードユーザーからの乗換を推進しているみたい。9800円で機種…

転職後、丸一年メモ

転職して、今日で丸一年。一番変わったのは体重でした。それと、好きなことを仕事にしてしまったので、面白いんだけど、後戻りが効かないというか。毎日、自分の行く末を自問自答しています。とりあえず、18の頃の僕が、いまの僕の仕事を見て失望しないよう…

コカコーラのCMがクォリティタカスな件

おおなんだ今流れたコカコーラのCMがティムバートンのアニメみたいで面白かったぞ。自販機の中で、ちっこいクリーチャーたちがコカコーラの瓶詰め作業や冷却、出荷をしてる設定のアニメ。ふしぎの国のアリスをCGで再現したような世界観の。YouTubeで検索した…

想像力を使って楽しく生活するコツ、みたいな本

クラフト・エヴィング商會、吉田夫妻の娘が書いた(ということになっている)ニ冊。自分の知らないところでも、世界は美しく存在している、という感じの話でした。おんちゃんのように、知らないことに対して謙虚に生きたいものよのう。

その世界でしか通用しない言葉で詠う

六本木ヒルズのツタヤってあんまり漫画置いてないのな。ポエム番長 (Sanctuary books)作者: マッコイ斉藤,ピエール瀧出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 2006/06/15メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (21件) を見るそんなサブカ…

二中、青ジャージで出社する25歳

セールで買ったジャージが中学時代のそれと酷似してたよ。青の色味がそっくり。うちに着いてから気付いた。 首元が長いのと、チャックの柄のところにプーマがひょっこりついてるのがちょっとかわいらしくて自慢。あと伸びるのがいいよなジャージは懐が深くて…

 福満しげゆき『僕の小規模な失敗』

ぐおー、『僕の小規模な失敗』という漫画がおもしろい! 工業高校に入学するも挫折し、フリーターになるも社会が怖くなって夜間学校に入っちゃう。漫画を描くことにアイデンティティの逃げ道を見出した、8割がた独白で構成されている一人まんが道。寂しさに…

 「説得することは、できません。でも、共感させることはできる」

タイトルは、某大手ネットゲームプロバイダーの社長がインタビューでおっしゃっていた言葉。そのほかにも解りやすくグッとくる名言連発。日本語ネイティブの人じゃないので、受け答えも多少つたない。でもその分、やさしい言葉を丁寧に選んでくれるので、伝…

 [本]キノの旅、その後

おもろいおもろい言って一気に読んでた『キノの旅』。後半はちょっと飽きてきちゃった。やっぱり世界に対して客観的に振舞う主人公(しかも圧倒的に強すぎ)だと、読者との共感の接点が少ないんだろう、肩入れしづらいものなんだなーと思った。お話としては…

 [おしごと] おとなの人に「仕事たのしい?」って聞くコーナー

さいきん、『仕事する』ってなんじゃろなーと考えることが多くありました。でも、ぼくだけの頭だとぼくの考える『仕事』しか出てこないなーと気付いたので、いろんな人に聞く機会をつくろうと思い新しいトピックスを立ててみる。基本的に、ぼくの周りに居る…

男色と認識され、凶

職場の近く、『芸能の神様』とも言われている豊川稲荷に初出社がてら初詣。おみくじを引いたら凶で、あーと思った。その兆候はさっそく帰りの電車から。読んでいた古本から、しおりとして使われていたのだろう、小池徹平くんの切り抜きがはらりと落ちた。車…

2006年、一番最後に読んだ本

チャールズブコウスキー『詩人と女たち』酒と女びたりの駄目生活。最悪でユニークで、読んでてワクワクした。自伝は駄目な人のモノに限る。

2007年、一番はじめにハマった本

今更ながら、時雨沢恵一『キノの旅』がすげー面白い。9巻まで出ていて、今も続いてるのかな。いま5巻目。「とりあえず」と思い1巻を買ってみたんだけど、読了後あわてて伊勢崎のブックオフへ買いに走ってしまった。ちなみに伊勢崎のブックオフの向かいにはド…