2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
Amazonプライムビデオで『ダハード~叫び~』を観る。インドが舞台のドラマで、連続殺人事件を追う女性警官の話。廃止されたカースト制度が暮らしでは未だ効力を持つこと、古い価値観に女性が追い詰められていること、ヒンドゥー至上主義の歪みが社会に根強…
暑い。関内のフォーミンで揚げ春巻きつけ麺。ブン(そうめんのような米粉の麺)にキュウリとにんじんの細切り・パリパリの揚げ春巻き・パクチー・揚げた豚バラのスライス・ピーナッツが載っていて、ニンニク入りのタレをかけ混ぜて食べる。揚げ春巻きの肉の…
堀込泰行『涙は星屑のように』を聴く。ガットギター、スティールギター、コントラバスの変則構成が個人的な夜の空気みたい。「思い出は歌になんてならない」と孤独を伸びやかに歌う堀込泰行の声にはくつろぎの響きがあり、最寄駅からリピートしながら帰った。
Mastodon(Fedibird)とBlueskyを触る。検索結果やハッシュタグみたいなユーザー個人がコントロール出来る既存機能でカスタムフィードや擬似的なローカルタイムラインを定義していて、DIY的なトーンが今の気分なのかも。
目薬を買う。薬局で迷っていると薬剤師のおじさんが『Vロートプレミアム』を勧めてくれた。「いまはこれが一番。ずっと参天が良かったんですけどね、ロートが世界一になっちゃって」と、参天製薬への仄かな想いがおじさんの言葉から滲む。税込1,650円。
研修。エクセルのマクロを組む実習。VBA(Visual Basic for Applications)をちまちま打ち、複数のExcelから必要な情報を抽出して一覧化する等。たくさんの関係部署に意見照会をかけ、調整・とりまとめをする業務が想定されており、じっとりとした切迫感があ…
国壱麺で蘭州牛肉ラーメン。ぼくは三角麺を選び、後続の高校生は極太麺、その後の子供連れは細麺を頼んだ。料理人が注文を受け麺を打ち始め、ぼくのどんぶりには三角麺を盛り、後続の高校生には極太麺、その後の子供連れには細麺を提供した(多分)。
甲子園決勝で慶應高校が仙台育英から得点を挙げるたびに、職場では自己申告もしくは紹介により慶應義塾大学卒の人物あるいはご子息が慶應である人間が何人も明確化された。また同時になぜか早稲田大学卒も複数人発現し、学閥が生まれ、慶應高校が優勝した(1…
青森旅行のおみやげ、(有)まごころ農場『あおもり林檎セミドライ』を職場で配る。残ったアップルシナモンを自ら食べた。しゃりしゃりした食感の半生りんごにシナモンシュガーが香ってアップルパイみたい。分けてもらった紅玉りんごはミツでねっとり、王林…
10日と半日ぶりに出社。後輩から不在時のホットトピックについて報告があり「災害備蓄品の賞味期限が切れるため希望者への配布が行われ、特にエビピラフが美味しく場が沸いた」とのことだった。
Amazon Prime Videoで『フェイク』を観る。インドの階級社会や経済格差にも触れているクライムサスペンスで8話構成、売れないが技術のある若い画家が幼馴染と偽札造りに関わる話。シリアスさはありつつも、登場人物はそれぞれキュート。なお、刑事はたっぷり…
日産スタジアムへ。横浜FMとFC東京の試合。頭をせわしなく働かせ試合中のボディコンタクトも多いのに地味、だからこそ重要なポジションでここ数年がんばり続けていた渡辺皓太がシュートを決めた。ボールがゴールネットを揺らしてから1秒程度の間を置いて、ス…
国立新美術館『蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる』へ。キャリアの前半、地球の諸問題を外星人のスタンスで考えていたという蔡國強の言葉を踏まえて〈原初火球〉などの火薬ドローイングを改めて見る。 ポストカードを一枚買った。
16日の夕方、青森市の出町温泉(お湯が良く設備も味わい深い、良い共同浴場だった)を経由して青森ICから東北道に入る。蔵王で仮眠、那須高原で朝食としてカレー、途中197円/1Lのガソリンを3,000円分だけ給油して東北道を走破。全長679.5km、満足感がある。…
弘前滞在2日目。弘前れんが倉庫美術館で『大巻伸嗣—地平線のゆくえ』。非常に良かった。暗闇と光、森の中の気配、風と波、開放のある死のようなもの。大巻は開催を前に青森でのフィールドワークを行ったらしい。夜中、彼の地の山中を車で走った際に感じた闇…
弘前。古書店の成田書店へ。引き戸を開け店内に入る。床に平積みされている大量の本!郷土史が充実していて、旅で寄る醍醐味を感じる。タイトルが目に引っかかる頻度が高く興奮するお店だった。宮城一男『みちのく石の旅』、紀田順一郎『日記の虚実』、保坂…
秋田から青森へ。偶然立ち寄ったアルパこまくさの駐車場から田沢湖が一望できた。ハイエースの後部ドアを開け放し、寝そべりながら眺める。田沢湖は丸くて青い。冷たくて気持ちよさそうで、みずいろって感じの青だ。茶碗をひっくり返したようなこんもりとし…
新潟から山形を抜けて秋田へ。横手から角館(かくのだて)に向かう県道を走る。もう日が暮れているのだが農村の集落に人の気配が薄く、家々の明かりも暗い。暗闇の中しばらく進むと、川沿いにぎゅうぎゅうと車が止まっている。人混みの先に設置されたステー…
群馬から新潟へ。燕背脂ラーメンが食べたくて尋ねたお店を以下に記す(順不同)。杭州飯店、酒麺亭 潤 燕総本店、大むら食堂、くいてぇや、TSUBAME RAMEN YUKI。なお、このすべての店においてスープ切れもしくはお盆営業による閉店前倒しにより、我々は燕背…
姪と共にVlogの編集方法を覚える。アプリはVLLO。小学三年生の初めての動画タイトルは『わたしの好きなもの』。スマホ動画を見慣れているのか彼女はすぐに“Vlog”を作り出し、ぼくは90年代MTVの亡霊に取り憑かれた“ビデオ”を生成した。
ハイエースとデミオのタイヤ交換。自力で行い、車体は重く、タイヤは熱い。事の始まりは作業予定日だった5月のあの日の雨だった。今日の難儀さは天候を言い訳にズルズル先延ばしたせいであり、「タイヤ交換」は明確に春と秋の季語だった。
「新高島に行くにはどれに乗れば良いか。アンパンマンミュージアムに行きたいのだ」といった趣旨のことを女児2人を連れ赤ちゃんを抱いた女性に聞かれた。こちらのホームで次の次に出る各停に乗り2駅先であると答え(あなたとお子さんたち皆にとって良い夏休…
いま観ているインドのドラマ(ほぼ踊らない)の作中で登場人物たちが隙あらばチャイを飲んでいる。借金のお願い前にチャイ、マフィアとの交渉中にチャイ、偽札輸送ルート検討の合間にチャイである。ロックグラスよりも小さくてショットグラスよりは大きいグ…
インディーカー・シリーズ、アイオワ250を観る。陸上競技場みたいな楕円形のオーバルコースを走るカーレース。250周を300km/h以上のスピードでぐるぐる回る車が無事で済むわけはなく、レースの度にたいてい事故る。こちらも事故を期待しながら見ているところ…
通勤電車にて「これから通過する区間、局地的に非常に強い雨が降っています。お近くの窓で大きく開いている箇所がございましたら閉めていただきますようお願い致します」とのアナウンス。乗客一同静かに辺りの窓を見まわし準備を終え一体感を高めたところ、…
金子文子『何が私をこうさせたか』を読み始める。妻の妹と世帯を持ち始めてしまう父、男への依存心の強い母、その2人の子供としての金子文子。スポーツジムから出ると通り雨。雨で冷えた少しの空気と冷え切らなかった多くの熱気がまだらになり肌に当たる。