気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

 [おしごと] おとなの人に「仕事たのしい?」って聞くコーナー

さいきん、『仕事する』ってなんじゃろなーと考えることが多くありました。でも、ぼくだけの頭だとぼくの考える『仕事』しか出てこないなーと気付いたので、いろんな人に聞く機会をつくろうと思い新しいトピックスを立ててみる。基本的に、ぼくの周りに居る人たちに「仕事たのしい?」みたいな感じでインタビューして、一人称のテキストとしてまとめていきます。何人分かたまったら、なんか見えてくるかなーと思って。というわけで、第一回、以下どうぞ。



28歳(女)
大学卒業後、事務職などを経て大学図書館で司書として勤務。好きな酒はビール。

「ずっと図書館で働きたいって思ってたよ。一番最初に意識したのは、たぶん幼児(笑)。よく地元の図書館に連れて行ってもらって絵本をかたっぱしから読んでたんだけど、司書のお姉さんがハンコ押したり、カードを機械に通したりするでしょ。あれが羨ましくて。私もやりたい、やらせてー!って思ったのが、きっと図書館司書になりたいって思った一番はじめ。

でも、本気で図書館司書を目指そうって思ったのは、浪人生になってからかな。高校時代は音楽聴いたり遊んだり、ほんと将来のこととか考えてなくて。受験も、彼氏につられて一応受けてみたってだけだったし。だから、結果も散々。全部落っこちちゃって、さてどうしようって感じでしょ。で、予備校に入学したんだけど、そのときに希望の学校とか色々書かされるわけだ。そこでやっと自分の将来と向き合って、ああそうだ、図書館司書になりたいんだって自覚した感じかな。

司書やってるっていうと、よく『本好きなんだ?』って聞かれるんだ。でも、実はそこまで本が好きなわけじゃなくって。たぶん、図書館っていう場所の雰囲気が好きなんだと思う。厳かな感じ、するでしょ(笑)。それに、図書館って毎日新しい情報が入ってくるところだし、利用者の人が色々な興味をもって来るところだから、質問を受けたりしてるだけでも毎日新しい刺激を受ける。だから、毎日、新しい知識が増えて、それと同時に知りたいとこがどんどん増えてっちゃう。飽きないんだよね。

あとね、個人的な趣味なんだけど、なにかモノを集めたり、データベース化したりするのが好きなのね。誰にも頼まれないのに、うちにある2000本近い映画のテープやDVDのデータベース作って、一人でニヤニヤしてるし。モノを管理する仕組みを考えるのもきっとすきなんだよね。だから、将来は新しい分類法をつくることに関われたらすごく楽しいだろうな、と思ってるよ。」