気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

就活知ってます、という気になれるいくつかのポイント


新卒採用にビミョーに携わることになった(決定権はないよ。あしからず)。昨日のこともあり、「ほらぼくもうオッサンだから」なんて自分をくさしながら若者の心情を調査しようとネットを見てたんだけど、みんな結構ブログとかに活動内容書いてんのね。面白い。今はほんとどこも人が足りてない。売り手市場なのでおまいら落ち着け!という気がした。


ブログ見てて、僕自身、新卒のときの就活はちょっと残念なところがあったかもと今さらながら思った。入社を決めた会社に対する後悔はなかったんだけど、今となっては新卒の就職活動って、やりたくてもできないもん。甘えられる学生のうちに、もっといろんな会社見ておけばよかったなーとかね。それに、どこの会社言っても面接で話すべきポイントはそんなに変わらない。大人になって気付く就職活動のポイントは、以下3つ。

  • 自分はどんな人間で、どんな強み/弱みをもっているのか
  • なぜそういった性質の自分が、この業界/職種/業態を希望しているのか
  • で、なんでその会社じゃなければいけないのか


このポイントをロジック立てて話せれば、最低ラインはクリアできる気がするなー。(これって就活本とかにも書かれてるのかな?読んだことないので、とりあえず有益な話だと思い込んで続けます)。大切なのは、ひとつの事柄に対してメリットデメリットを整理できていて、それを自分なりに解釈できているか、とか?あとは、会社と就活生のキャラが合うかどうか、今その企業に必要なタイプの人材か、みたいな縁の話になってくる。なので、そこは仕方ないので去っていく彼女を見るような、いかんともしがたい気持ちで諦めよう。


あと知っておきたい企業の規模別デメリット。まず、『大きくて歴史のある企業ほど、希望の職種/業務内容につくまでに時間がかかるし、昔からのやり方を変えることは若手には難しい』ということ。社員の階層構造がしっかりしているところは、ポジションが空いてない。それに、今すぐ若手に活躍してもらわなくても、経営上問題がない(リソースが足りていたり、若手の力を必要としない事業で収益が上がっている)。だから、今までのフォーマットに則ってそつなく仕事を出来る人のほうが、出世しやすいという会社もある。でもその分、あせって仕事しなくていいし、なんだかんだ言って潰れる可能性は低いので、将来の心配は少ないよね。


逆に、『小さい、もしくはベンチャー企業ほど、担当ではない仕事までやらされるし、やるべき仕事の形すら見えていないことがある』という事実も知っとくと失望しないかも。組織として未熟な企業に入った場合、業務フローの構築みたいな社内整備や組織作りに関わる業務が結構多い。それに、みんないっぱいいっぱいだったりするので、何かを教えてもらおうって姿勢だと甘ちゃん扱いされちゃうことも。自分で考えて、自分で責任取るぐらいの気持ちで仕事してないと、やりきれないことも。だから、専門職として食っていきたい!なんて考えて入った企業でマネジメントを求められる、ということも良くある。これも、見方を変えればいいことがいっぱいあって、若いうちから得られるものが絶対的に大きいと思うし、飽きないというのも大きなポイントかもしれない。


なんだかんだ言って、仕事って楽しいよ。どんな仕事でも、やってみればなんか面白いことはある。では、よい就活を。


おまけ。YouTubeリクナビのCM見つけた。ある就活生のストーリー。山田の一生懸命さが、リクナビのイメージを身近にしてる。こうして新卒の取り込みに成功したリクナビは、転職市場でも新卒時の経験から惰性的に媒体を選ぶユーザーからの圧倒的な支持を得ていくのであった(くそー)。媒体力!媒体力!


山田悠子の就職活動編(前半戦)

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