気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

簡単日記(20231119)

NHKオンデマンドで『クローズアップ現代 東大紛争秘録 ~45年目の真実~』を観る。2014年に放送された回で、当時の東大執行部側の記録をもとにした内容だった。学生の「高度経済成長の中、何のために学問を行うのか」との問いに応えられないまま国家の暴力を…

簡単日記(20231118)

少し長めの文章を書いてみる。書きたいことを考えて一旦忘れて、シチュエーションを決めて、描写してみたい人物像を数人分ぼんやりとイメージして書き始めた。4〜5時間くらい使い、勢いに任せて4,000字程度。出来上がりは残念だけど状況の説明に終始する文章…

簡単日記(20231117)

ジムへ。本を読みつつのんびりエアロバイク30分、ゆるゆる筋トレ20分ちょっと。ずいぶん久しぶりに来れた。歯の痛みと発熱があって、その影響でぼんやりとした調子の悪さが後を引き、自分の身体に対する信用を失っていた。この先「自分の身体に対する信用」…

簡単日記(20231116)

カルディで買った、もへじ『山椒みそ鍋つゆ』を使ってみる。きのこ多め、豚バラ肉、とうふ、白菜たっぷりの鍋。八丁味噌の旨みの奥に山椒のスパイシーさがあってうまい。この冬の間にまた食べたいな。

簡単日記(20231115)

EPUB形式の電子書籍を作る。文学フリマに参加した人たちが物理的な本を作り、そのうちの何人かは電子書籍でも販売している様子を見て、自分も形にしてみたいと思ったのだった。これまでにぽつぽつと書いていた架空の日記なのか寝言なのかわからぬ小説未満の…

簡単日記(20231114)

インディカー・シリーズ17戦目であり最終節、モントレーGPを観る。接触がとにかく多く、でもインディーカーらしい「事故ってもなぜかまた走り出す」みたいなシーンがたくさん見れて満足。去年の秋にF1を初めて観てからモータースポーツをちょこちょこ眺めて…

簡単日記(20231113)

U-NEXTで『ジュリア -アメリカの食卓を変えたシェフ-』を観る。フランス料理のレシピ本を書いたジュリアがテレビ番組を作りアメリカ家庭料理に影響を与える話。実家が太く、自由な性格のジュリアが成功していく様子と並行して、自分の役割に迷い不安になる夫…

簡単日記(20231112)

残り3試合となったJリーグを観に、日産スタジアムへ。横浜F・マリノスとセレッソ大阪戦。14時キックオフながら寒い。メリノウールのアンダーウェアで汗冷え対策をして、長袖のカットソーの上にフリースを着込んだ。エウベルが3人を剥がして前を向くなどめち…

簡単日記(20231111)

衣替え。ついでにクローゼットの中をひっくり返し、もうこれさすがに着ないかなと感じたものは手放していく。いまの身体には合わないけれど、気に入っていたものが多くあった。出来ることなら捨てたくない。好きなものは全部持っていたいと思う反面、使いこ…

簡単日記(20231109)

Bluetoothイヤホンを装着したものの機運が高まらず何の再生も始めない。「ただ耳に何かを捩じ込んだだけの人間」として、朝も夜も電車に揺られた。

簡単日記(20231108)

歯根治療。該当する歯だけ露出するように他の部分がゴムの膜で覆われると、施術者が被せ物を取り除き治療すべき内部をあらわにする。ゴムに隠れた目には見えないが、微細な突起のついた針のようなものを突き立てられ、存在しない方が良いものたちが掻き出さ…

簡単日記(20231106)

帰りの電車で亀屋万年堂の広告を眺める。《大粒和栗大福》と《ラム酒香るマロン大福》の断面が大写しになっており「どっちの大福派?」と問うてくる。どっちの大福派でもなかった人間が、どっちかの大福派になるべきだと広告都合で判断を迫られている。どっ…

簡単日記(20231105)

石田夏穂『我が手の太陽』を読む。40歳になる溶接工の、技術への信仰とその翳りについて。「技術で拡張される人間の自我」との観点では同じく石田夏穂の作品でボディビルを扱った『我が友、スミス』とも通底するところがあった。

簡単日記(20231104)

Netflixで『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』を観る。広告制作会社で働く吉川は大切な提案を控えており、週末も会社に泊まり込んだ。会社のデスクで迎えた月曜の朝、後輩から「僕たち、同じ1週間を繰り返しています」と告げられ…

簡単日記(20231103)

チャイが飲みたい。煮出すのだろうと思い鍋について調べると、株式会社タケコシの『ミルクパン・目盛り付き 800ml』が良いとの声が多い。安心の新潟県燕市生産で「18-8ステンレス鋼を使用している」らしい。18-8は「約18%クロムと約8%ニッケルを含む」こと…

簡単日記(20231102)

U-NEXTでポール・トーマス・アンダーソン監督『ザ・マスター』を観る。第二次世界大戦で精神的な傷を負った帰還兵が新興宗教(サイエントロジーがモデルと言われているみたい)の教祖と出会い、ある期間を共にする話。ホアキン・フェニックス演じる帰還兵の…

簡単日記(20231101)

微熱。『藤子・F・不二雄SF短編全集』を少しづつ読んでいる。藤子・F・不二雄のころりとした絵柄で、人間が家畜として管理されている星での葛藤(ミノタウロスの皿)や、73歳以上の老人への保証が打ち切られる乾いた判断(定年退食)が描かれている。

簡単日記(20231031)

発熱。39度台が続いてイヤな感じ。 ベッドに転がり福岡アジア美術館で購入した図録『インド近代絵画の精華~ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ』を眺める。2022年9月〜12月に行われた小企画展とのこと。

簡単日記(20231030)

新しいうつわでお茶を飲む。紙コップを素焼きにしたようなフォルムで、飲み口のあたりに適度な反りがある。親指と人差し指でつまむのに収まりが良い。大きくないので、少しずつ注いではチマチマと飲んだ。 『1616/』TY Coffee Cup / Gray

簡単日記(20231029)

福岡3日目。うつわを求めてレンタカーを借りる。白いヤリスはキビキビ走り、佐賀県有田市のアリタセラまで2時間弱のドライブだった。知らない土地を運転するのは楽しい。 買ったもの。『1616/』TY Coffee Cup / Gray、S&B Tea Cup Light / Orange・Light Pin…

簡単日記(20231028)

福岡2日目。昼は赤坂駅近くで見つけた『いなりのこん』のいなり寿司(梅ひじき・きくらげ・わさび)と、『肉のうめぜん』チキンカツ。いなり寿司はあげの味付けがそれぞれ違う丁寧さがあり、すべてがちょうど良くて美味しい。夜は『元祖・もつ鍋楽天地』でも…

簡単日記(20231027)

福岡着。昼は『かろのうろん』でごぼう天うどん。ふわりとしためん、がつんと味わいのある出汁。夜は『とり皮屋 勝軍』で勝軍とり皮、一本160円。10本くらいパッと頼んで焼酎をぐいぐい飲みたい味。 書肆侃侃房が天神で経営する本屋&カフェ『本のあるところ …

簡単日記(20231026)

仕事を終え、帰宅してから旅の準備。開始時間が遅いので、準備が終わるのも遅い時間だ。自分で計画しておきながら旅の行程が眩しい。気力がみなぎり、体力も充実していたときの立案だとわかる。とくに朝。もっとゆっくりできる時間の飛行機で良かったんじゃ…

簡単日記(20231025)

横浜国際総合競技場へ。ACLことアジアチャンピオンズリーグ(Jリーグとは別の大会です)では企業名の入ったスタジアム名はNGなので、日産スタジアムとは呼べないのだ。というわけで横浜F・マリノスとフィリピン代表のカヤ・イロイロとの試合を見る。他国のチ…

簡単日記(20231023)

リュドミラ・ウリツカヤ 著、奈倉有里 訳『陽気なお葬式』を読む。ニューヨークに住む亡命ロシア人で画家のアーリクと、その病床に集まる女たち。人間の死、宗教の対立、国家の不完全性、性愛の多様さなどの「状態」を禁忌とせず平熱で描いていくテキスト自…

簡単日記(20231022)

先延ばしにしていた細々しいことをやる。シャチハタネームペンのインクカートリッジを入れ替え、ボールペンの芯を交換した。机の上に転がしている電源延長コードをスイッチ付きのものに替えた。期日が来る古いクレジットカードを処分して、新しいものをカー…

簡単日記(20231021)

日産スタジアムへ。2023年Jリーグ第31節、横浜F・マリノス対北海道コンサドーレ札幌戦を観る。この試合を含めてあと5試合で今シーズンが終わる。後半、CBの實藤友紀が杉本健勇と交代し、本職が誰もいない最終ラインに。1-0から杉本健勇が謎の勝負強さを発揮…

簡単日記(20231020)

代官山へ。街を歩いている人・駅にいる人の装いに使われている布が、おしなべて上等に見えた。

簡単日記(20231019)

高瀬隼子『水たまりで息をする』を読む。夫がある日を境に風呂に入らなくなり、夫婦の日常が少しずつズレていく小説。河川の氾濫後、水たまりに取り残される魚とそれを見つけた子供の関係性に、狂い始めている人と狂わない側の人間との距離感を重ねる。構造…

簡単日記(20231018)

NHKオンデマンドで『ドキュメント72時間』《岩手・大船渡 小さな新聞社にて》の回を観る。大船渡や陸前高田を中心に2万部弱を発行する新聞社の話。紙面は地域ネタで占められていて、毎年3月11日には特集号を出している。地元の人たちは新聞社へ気軽に立ち寄…