答えを知ってるのに、あえて聞く。インタビューってそういうものだと吉田豪はこの本で体現してるみたい。インタビュー対象者の著作は全部読んであたりまえ。レアなエピソードもどこからか仕入れて準備万端。そんな状態で山城信吾やガッツ石松、小林亜星にさいとう・たかおといった漢に挑み、本音を吐かせる。うまいなー、インタビュー受けるほうとしては、もう生なネタ話すしかない状況に追いやられてる。吉田豪は、インタビュー前から原稿の9割分のネタは持ってるんだろうな。残りの1割の大切さを知ってる分、彼の記事はおもろい。人に話を聞く仕事してる身として反省させられました、いろいろ。(4/40)