国立競技場へ。行き方があやふやなため乗換案内の示す通り麻布十番で乗り換え。ついでに京樽でトロたく巻(中トロ!)とツナサラダ巻を買い込み、雨の中到着。吐く息が白い中、Jリーグ第一節東京ヴェルディ対横浜F・マリノスを観る。国立競技場は屋根が大きくせり出していているからか、声援がよく反響して親密な雰囲気があった。終了間際に松原のゴラッソがあり1-2。初めてゴール裏に来たという近くの席のご家族と喜びを分かち合い、冷え切った身体と共にそそくさと最寄駅へ帰還。銭湯に直行し気が済むまで湯船で過ごすと、活発になった血行により全身が赤みを帯びた。
簡単日記(20240223)
平野啓一郎『マチネの終わりに』を読む。天才と評されたクラシックギタリストの蒔野と、ジャーナリストで海外の通信社に勤務する洋子の出会いとそのゆくえ。世界的に活躍する40歳前後の2人を描いているせいか、各人がそれぞれに積み上げてきた知見と世界観があり、その強度が小説の中で丁寧に表されていくことで人間としてのリアリティが浮き上がってくるのが非常に筋肉質で面白かった。「恋愛」ってこうやって書けるのか。
簡単日記(20240222)
野毛『大来』でタンメン。ニンニクが刺すように効いたスープの圧に負けないムチムチの麺をすする。シャキシャキ感の残る白菜とモヤシのおかげで「野菜を食べている」との気持ちになれるが、明らかに塩分過多の味がする。うまい。酒を飲んだ翌日だったり、風邪気味だったりした日に食べるとことさらうまい。この日は前者。
簡単日記(20240220)
職場の非常階段から見える空き地で大規模な土木工事が始まった。サッカーコートが丸々と落ち込んでしまうような巨大な穴が掘られ、橋の側面に使われているのを見た気がする極太の鉄骨が渡されて行く。まず地面があり、そこに重力が見出され、重量物がその双方を感じながら組み上げられて行くんだなという趣がある。
簡単日記(20240219)
『横浜中華そば 維新商店』で特中華そば。生姜の刺激と醤油の甘みが太めのぴろぴろしためんによく絡み、ずぞぞとすするのがうまい。わんたんは餡の密度が高く、煮卵の黄身はねっとりしている。トッピング毎に歯触りの違いがあっておもしろかった。
簡単日記(20240217)
つくばへ。『メヒコ』のつくばフラミンゴ館で昼飯を食べる。
アメリカのロードサイド店っぽい佇まい。店内もミッドセンチュリーと昭和のブレンドでかなり良い。
店内にフラミンゴがめちゃくちゃいた。「創業者がメキシコで見たフラミンゴの群れに感動し、店内で飼育したらお客さんにも喜んでもらえるのではと考えた」的な説明書きがテーブルにある。
カニピラフ スペシャルセットを注文。オードブルにホヤがありうまかった。
ちょっと食べちゃったカニピラフ。強い塩気が遠慮ない。カニと海藻のスープやカニクリームコロッケもカニの旨味と香りを前に押し出していて、お酒を飲みたい味だった。
『コーチャンフォー』つくば店で数時間過ごす。うわさどおりとにかく広く、ワンフロアにすべてがある本屋でうろうろしやすい。
いろんなジャンルを並列で眺めることが出来て、脳が嬉しかった。8冊購入。併設のドトールが今まで見たドトールの中でずば抜けて大きい。若葉マークを付けた店員さんは聡明そうで丁寧で、理系大学生のたたずまい。接客に手続き型言語感があって、「つくばだ」と思った。
『BLANDE』研究学園店に寄る。カスミストアの新ブランドで、ばかでか成城石井路線だった。再訪したい。総菜を買って帰宅。
簡単日記(20240215)
同じものを淡々と食べ続けたい欲求が常にうっすらと存在し、何かしらのメニューが突然そこにハマることがあるなと思いながら、焼豚がごろごろ入ったチャーハンの山を崩すようにスプーンを動かし続けた。
これは今日のチャーハン。
こっちは昨日のチャーハンです。