- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: アノニマスタジオ
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
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高山なおみがシェフをしていたクウクウには1度だけ行った。そのときはお茶だけで、いつかまた行きたいなと思ってたらいつのまにかクローズしてしまったんだよね。惜しかったな、と『日々ごはん』を読んで思う。料理作って食べて飲んで道で寝て、またもりもり食べて飲んでの繰り返し。そんな生活をしている人のメニューはぜったい美味しいもん。料理の描写もさすがで味まで想像できるし、朝まで飲み続けるきっぷのよさも可愛らしくて読んでて楽しい。ところどころに出てくる、“自然”を“料理”という技術で捕まえること対する見解が鋭くて(しかもふと思ったことを書き連ねているから堅苦しくなくて)ほっこり(笑)読んでると不意を付かれて、はっとするのでした。