気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

のちの代表取締役である。

うらぶれた地下街のコーヒー屋で手作りハンバーグ定食を食べ終え、置かれていた『課長島耕作』を読む。3巻。ぼくの記憶が正しければ、島は1巻ごとに2人、つまり3巻までに異なる6人の女性と関係を持ち、そのうちニューヨークで出会った1人とは子供をもうけている。もちろん婚外交渉である。仕事に関する描写はわずかで、広告代理店から上がってきた広告図案を選ぶ、上司の愛人であるホステスの動向を監視する、などが主である。海外出張をし、シャンパンを開け、ランチは懇意にしている上司と銀座で寿司。これが出世する男のワーキングスタイルなのだ。単行本から顔を上げ、ちょびヒゲのマスターが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、今度は隣のモツ屋で昼飯食べてみようモツ煮丼300円だもんなと思った。