ふらりと野毛へ飲みに。今回は「毛沢東もビックリの餃子!」の看板で野毛界隈では有名な中華料理屋『三陽』へ。福田フライのはす向かいにあって、気になっていたんですよね。店舗からお客さんがはみ出ているような、いつも大盛況のお店です。
なんとか店内に滑り込むと、親父さんがさっそく声をかけてくれます。「餃子2人前にビール、ネギトリか?」勢いに押されながらも、とりあえず「はい」と応えるぼく。はじめてのお店は、おススメに従っておかないと。さっそく出てくるのはサッポロ黒ラベル。それにしてもグラスが大きい!小さなグラスではなくチューハイ用のものなので、ビンビールでも一度にぐいぐい飲めるのがうれしいですね。続いて出てきたつまみも濃厚。
手前がネギトリ。鳥肉を特製味噌タレで炒めたもの。やわらかさが絶妙です。たっぷり盛られた白髪ネギも爽やかで、こってりしたタレと良く合います。これはビールにぴったり。そしてなんと言ってもお店のウリである餃子。バリっと焼きあがった皮をかじると、ニンニクたっぷりのタネがほろほろと広がります。クサくてウマい!ビンビールとウーロンハイを思わず追加。グビグビと餃子を胃袋に押し込んでお店を立ち、ほろ酔い気分で福田フライを経由、帰宅したのでした。
野毛には食べた次の日は「もうしばらくいいよね…」なんて思っちゃうような強烈な味付けのお店が多いですね。まあ、1週間後には「あの餃子が食べたいなー」なんて、きっと言ってるんでしょうけど。上品にデートで、なんて使い方はまったくおススメできないエリアですが、汗だくになりながらハフハフとウマいものを笑顔で食べる楽しみは、シーサイドでは得られないよなあなんて思うのでした。