気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

小話 the NBA

NBAファイナルの再放送を見ている。結果を知った上で見ていても面白いのは、やっぱり一つひとつのプレイが見ごたえがあるからだよね。ごめんなさい、さもバスケに詳しいみたいに書いているけれど、まともに試合を見るのは高校生以来かも。コービーとかまだまだトッププレイヤーなんだ、嬉しい。好きだった女の子と10年ぶりに会ったら相変わらず可愛いまんまだった、みたいな嬉しさ。

レイカーズのセンターいいな、白人のひげの人。身体能力がモノをいうバスケだと、どうしても柔軟な筋肉を持った黒人選手のプレイが目立つ。そんななか、大きな体と、きっとカレッジやユーロリーグ時代は速かったんだろう、機動性を活かしてハイポストに立ちオフェンスの基点になる手堅いセンターが、今の僕は好きだ。もちろんボールを持って1on1を仕掛けるアグレッシブなセンターもカッコいいけれど、周りのスター選手のために泥にまみれるプレイスタイルこそ男らしいと感じてしまう。

昔、マイケル・ジョーダンがまだまだポイントゲッターだったころ、クロアチアからブルズに来ていたクーコッチという選手がいた。長身にもかかわらずシュートタッチが非常に柔らかかった彼は、センターからガードまで、5つのポジションすべてをこなしていた。ピッペンやグラント、それにジョーダンの強力なバックアップとして、シックスマンながら1試合2ケタのスコアをコンスタントに出していたように記憶してる。求められる役割をまっとうし、最大のパフォーマンスをあげる。ちょっともっさりとした彼から放たれるフックシュートを見ながら、プロの仕事の何たるかを考えていた。なんて、そんな中学生だったら自分かっこよかったのになあ。一番好きだった選手は速くて強い、絶対的なエースセンターだったシャキール・オニールです。