丼ものには、やはり蓋がついていた方が断然いい。銀座ライオン本店の交差点を銀座方面に入ってすぐにある梅林で、道場六三郎が「涯一のどんぶり」と言ったらしいスペシャルかつ丼を注文。どんぶりの蓋を取ると、卵とタレの香りがふわーと立ち上ってちょう美味そう。上に載っている目玉状態の卵を割り、黄身と絡めながらカツをほおばる。濃厚。夕レがしみていて、力ツ煮に近い。がつがつと半分くらいかき込んで、一息つく。吉本ばなな「キッチン」のかつ丼を思い出した。高いけど、生活の中にあると楽しいおいしさのどんぶり。あれってカツはさくさくしてるんだっけ?はて。残りのカツとご飯、卵をよく混ぜてがっつく。ビールと合いそうな味付けだった。今度はヒレカツを食べてみたい(でも2,300円は高い!)
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