気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

 吉田戦車『一生懸命機械 1』

機械であるもの悲しさが,滑稽味を持って描かれている.圧力鍋の蓋としてアイデンティティーを模索する「圧力徳次郎」が大変好み.この人,間違った頑張りを書くのがうまいなーと思ったよ.ちなみに吉田戦車で,本として一番好きなのは『タイヤ』.ノルシュテイン『話の話』に影響を受けて書いたらしい「川辺の家族」も入っています.久々に読みたいな.実家にはあるんだけど,また買っちゃおうかしらん.