気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

『hi-tremolo』のライブに行き損ねた話。またはテクノ歌謡は二度死ぬ。

大学時代からの友人がやっているhi-tremoloのライブに行き損ねた。Strawberry Switchbladeのパーティーに紛れ込んだテクノ歌謡プロデューサー、あるいはバブルを知らない東京ガールズブラボーと言いますか。要するに音が最近面白い方向に向かってるので楽しみにしてたバンドなんだけど、みごと日程ど忘れしてた。

MySpace.com - hi-tremolo
※音出ます。

彼らとの付き合いは18から。ちょうどPヴァインからテクノ歌謡コンピが出た頃です。

「タハラでテイチク編が平積みされてたよー」なんて本厚木駅前の話をハヤシライス食いながらぼやきCDを貸し借りしてたなー。Kurt CobainがThe Vaselinesをカバーした必然性だとか、Tahiti80のハイトーンヴォイスに潜むCurtis Mayfieldの影だとか、東京パフォーマンスドールとCompact Organizationに共通する上品さに関する2、3の考察だとか、まあモテない感じを共有した結果、ぼくはBuono!カワユスなんて言ってるメタボのリーマンになり、彼らはその業を昇華させつつあるみたい。

中心人物のCHOCOSONくんやギターのDRAGONくん(彼はぼくにニュー・ソウルを教えてくれた恩人)、VocalのTECHNOちゃんとは何度も一緒にバンドを組んだことがあったんだけど、当時からやりたがってたことが、やっとここに来て音になりつつあるのかなーと思います。

曲は彼らのマイスペで視聴可能。個人的には「2000本の傘」が好み。ヘッドホン推奨です。