気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

ハリウッド版メタルヒーロー

『アイアンマン』見た。ゴージャスで華やか。しかもストーリーのタッチはあくまでライト。バリバリのCGも、もちろんグレイト。『僕らのミライへ逆回転』(なぜこの邦題に)とどっちを見るか悩んでたんだけど、まずはこっちを映画館で見れてよかったー。ビデオスルーでは手にしないもんなあ。

【あらすじ】天才エンジニアであり軍需企業の超ウハウハ社長としてセレブとにゃんにゃんしながら日々を過ごす主人公トニー・スターク。テロリストに拉致されたことをきっかけに、世に送り出してきた兵器を葬るべく自ら開発・製作したパワードスーツで悪をバッコンぶっつぶしてゆくのだった…。

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脚本が良いのかな、まずテンポがすばらしい。特に導入部のスピード感!「スタークとは何ものぞ」を伝えるくだりは特にスマート、まさにアメリカ映画だった。アクションシーンも爽快。CGはもちろんなんだけど、「敵兵に向かって撃ちーのヒーローがこちら側振り返りーの瞬間、敵兵どどーんと大爆発」みたいな、特撮モノの定番シーンも抑えてて笑えた。

主人公が経営するのは『ロボコップ』でいうところのサイバーダイン社みたいな、まあ大もうけしている妬まれやすいポジションなんだけど、そこをウマーく回避するかのように主人公のスタークスに与えられているのが「実は油にまみれてモノづくりするのが何より好きなエンジニア」というキャラ設定。感情移入までスマートで、さすが、だれが見ても楽しいハリウッド映画でした。万人が見て面白いと思うものってすごいよなー。

個人的には、パワードスーツで飛ぶ時のポーズがペンギンみたいでかわいいところが好きでした。何気にかわゆす。