気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

読書

祝日と週末に挟まれた金曜だけど出勤。有給の取り方忘れてる。

三上延ビブリア古書堂の事件手帖』、出勤の電車で読み始め、帰宅途中のフードコートでオレンジジュース飲みながら読了。はとバス観光に参加したかのような、思考の寄り道を許さない単純化された語り口。いわゆる安楽椅子探偵の構造で、古本とその持ち主が抱えている人生の秘密を古書店の店主が解き明かしていく。店主の、その不躾な踏み込み方にもお話の中でひとまず落とし前つけているし、なにより古本という存在と、そこに書かれた物語によって古本の持ち主の人生がすこし強度のあるもの、愛でるべきものものとして持ち主自身に再発見されていく過程が愛らしい。

久々に書いたら分量の感覚がわからず。このペースだと日記続かない気がする。