そういえば、昨年末から石面白いな石キテるねと1人ブツブツと言っていたらちょうど父も石ブームだったらしく、正月の帰省時に弟と三人で連れ立って、山へ行ってきたのでした。
場所は黒保根。草木ダムで有名ですが、鉱物採取でも意外と名を知られているそうです。というのも、渡良瀬川の上流で採れる『渡良瀬桜石』が観賞用に重宝されていたことがあるんだとか。菫青石に含まれる透入三連双晶が白雲母に変質し花紋に見えるために桜石と呼ばれる、とのこと。そもそも足尾銅山にも近く、色々採れやすい地質なんでしょうね(てきとう)。
携帯も圏外になるような林道に入りうろうろしてると、父が早速発見。その周辺を見るとぼろっぼろ落ちてたのだけど、大きくて持って帰るの大変そうだったため結晶が見える岩盤の撮影だけ実施。
なんか地味ー。花、散ってますね。桜が咲いたような、きれいな結晶はもうあらかた採取されちゃったみたいです。ただ、1つの石の中に明らかに違う結晶がある、というのは見てとれる。こんなんでもけっこう興奮して掘ったり眺めたりしました。父はなんかよくわかんなくなっちゃったのか一抱えあるような大きなものを見つけ、「庭石にする」と持って帰っていました。
その後、渡良瀬川の下流に移り、流れによって磨かれたものを探します。川原の石って久々に見ましたが、ほんと丸いんですよね。ずっと触って居たくなるような手触り。デスクに1つ置いておこうと、手のひらサイズのものだけ採取して帰宅しました。
色味がかわいいなー。川原も山も寒かったので、今度はもうちょっと暖かくなってから行きたいものです。
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