気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

新しい転職システムと旧媒体の死(って大げさ!)

僕が転職を考えはじめたとき、「知り合いの会社で、人を探してるとこない?」なんて友人に尋ねたことがある。信頼できる人がオススメしてくれる会社ならば、安心だもんね。そんな気持ちに応えるサービスが、海外では流行している様子。“Job Board”というらしい。いわゆる「有名ブログが提供する求人情報の掲示板」だそうだ。

i d e a * i d e aの海外で続々登場するJob Boardって何だ?ではじめて知った。キャリア転職志向を持っている人向けのサービスだね。転職サイト利用者と、ヘッドハンティングされる人の間にいるような層に合っている気がする。

しかしこれはすごい。Web広告では『誰が』『どうしてオススメしているのか』が重要な気がしていて、その根拠作りがWebの求人媒体だと難しいなあと思ってたんだよね。第三者視点にしても、広告制作者が作ってるんだから良いことばっかり書いてるんでしょ、って思われちゃうし、人出しにしても、会社の人が喋ってるんだから広告用のコメントなんでしょ、なんて言われちゃう(もちろん、ここをクリアする表現をつくるのが、制作者の仕事なんだけどさ)。

Job Boardは、求人媒体がなかなか越えられない「どうせ広告なんでしょ」の壁を越えられる可能性を持っているシステムだ。っていうか壁自体、ない状態を作れるのかもしれない。いいなー…。日本では、『100SHIKI JOB BOARD』がサービスとしては、はじめてなのかな。

ブロガーは掲載企業の質や入社後の「こんなはずじゃなかった!責任とってくれ!」なんていうクレームをどうするのかを考える必要はある。でも、転職者にとっては選択肢の広がるいい仕組だと思う。特に、『100SHIKI JOB BOARD』の場合、各企業ごとにブログ管理者のコメントが入っている点が、すごくいい。

求人広告のポータルサイトは、今後ちゃんと媒体としての価値を高めていかないと、Job Boardに食われちゃいそうだ。データベース商売ばっかり続けてらんないもんなー。