パワプロ2013をブックオフで購入したのち朝からダラダラとサクセスモードをやる。数十分で1パケットが終了する感じが色々と今の感じにちょうど良い。オリジナルキャラを2体プロに送り込み、お腹が減ったので 焼肉屋Hへ。店内に野球選手のサインがめっちゃある。佐賀牛を売りにしたメニューはどれも美味しく、次回も来ようねの気持ちで1/3だけ残った眞露のボトルをキープしてもらった。
妙みたい
ゲームが現実の趣味の入り口になることは往々にして有り得ると思っていて、ぼくもダビスタやパワプロにハマってた時は競馬や野球中継をコンスタントに見ていたし、いまサッカーを毎週のように現地観戦しているのもカルチョビットを進めるうちに戦術に興味が出てプレミアやブンデスリーガの中継を見て勉強しはじめたのがきっかけで、うまく編集されているものは現実の入門編として優れているのだろうな。アニメも同じ編集の妙みたいなものを感じる。
日産スタジアムで横浜F・マリノス対湘南ベルマーレを観戦。前半でだけで3-4、最終スコア4-4のバカ試合。辛い。
Netflixに来ていたので『ミニオンズ』を見る。ポルトガル語っぽい?ところどころ日本語みたいにも聞こえる、とにかく英語ではない独自の言語を話す小さく黄色い生き物であるところのミニオンズが自分たちのボスに相応しい存在を探して元気にやる話。オッドアイであったり、一つ目だったり、ミニオンズの身体的特徴が様々なところとか、ボスについていくことこそがやりがいであるがそのボスのほうが先に死にがちなところとか、大衆のタフさ、自由さ、自分勝手さ、その時々の正義のどうでも良さ、みたいなことを思いながら見た。とにかくテンポが良くてかわいいので良かった。
ハチクロを
「ハチミツとクローバー」を読んでいる。いまは6巻くらいまで。若者が恋愛や友情、尊敬、恐れ、恥といった揺らめく感情と共に誰かと接する中で自らのかたちを見出していく話だったのかと、感心しながら読んでいる。おもしろい。たしか初読は10年以上前だったと思うのだが、そのときは恋愛にまつわるエピソードがうまく受け止められなかった記憶がある。あの頃のぼくには青春はまだ近くにありすぎて、また、憧れるには年を取りすぎていたのだ。ハチクロを読んで青年が「こんな青春を送りたい」と思ったのならば、それはきっと良いことなのではないかなと思った。
違うよ
大相撲がまた批判を浴びている。あいさつをしていた市長が突然倒れ、救護のため咄嗟に土俵に上がった女性に対し運営が「土俵から降りろ(女性は土俵に上がってはいけないのだから)」と館内アナウンスで促した、ということらしい。協会は「誤った判断だった」と声明を発表した。
ムラの掟が人権より優先されることは野蛮だし、時代に合わないきまりは是正して行くべきと思う。一方で、過ちを犯したものを社会から完全に抹殺するまで殴る、ということも同様に野蛮ではないのか、「違うよ」「良くしていこう」と話しながら、寄り添いながらうまくやって行けないものかなあと思ってしまうのは、ぼくの認識が甘いからなのだろうか。
野蛮で、今の世のことわりから見ると悪で、でもそのムラに住む人たちにとっては日常であること、そこから生まれ出るもの、理不尽な思いを強いられる人がいること、話してもわからない人がいること、イデオロギーで殴りその文化ごと抹殺するしかないこと、殴るしかないこと、なのか。なにかやり方はないのか。