《閃光のハサウェイ》がUCの流れで劇場アニメ化されるらしい。富野はこの作品を自身の系譜からはすこし外れたものとして、アニメ化はしないと言っていた気がする。UCは原作者である富野の手を離れてガンダムが好きなスタッフたちが「ガンダムらしさ」を愛しながら作った物語という印象で、シャアやアムロの生き様を見ながら考え育ち、より宇宙世紀らしい決断をしていくハサウェイの人生を描いた本作と重なる部分があるなあと思った。Ξガンダム(クスィーガンダム、と読む)が動いているところが見れるのも楽しみ。たしかめちゃくちゃデカいんだよな。
ハチクロを
「ハチミツとクローバー」を読んでいる。いまは6巻くらいまで。若者が恋愛や友情、尊敬、恐れ、恥といった揺らめく感情と共に誰かと接する中で自らのかたちを見出していく話だったのかと、感心しながら読んでいる。おもしろい。たしか初読は10年以上前だったと思うのだが、そのときは恋愛にまつわるエピソードがうまく受け止められなかった記憶がある。あの頃のぼくには青春はまだ近くにありすぎて、また、憧れるには年を取りすぎていたのだ。ハチクロを読んで青年が「こんな青春を送りたい」と思ったのならば、それはきっと良いことなのではないかなと思った。
違うよ
大相撲がまた批判を浴びている。あいさつをしていた市長が突然倒れ、救護のため咄嗟に土俵に上がった女性に対し運営が「土俵から降りろ(女性は土俵に上がってはいけないのだから)」と館内アナウンスで促した、ということらしい。協会は「誤った判断だった」と声明を発表した。
ムラの掟が人権より優先されることは野蛮だし、時代に合わないきまりは是正して行くべきと思う。一方で、過ちを犯したものを社会から完全に抹殺するまで殴る、ということも同様に野蛮ではないのか、「違うよ」「良くしていこう」と話しながら、寄り添いながらうまくやって行けないものかなあと思ってしまうのは、ぼくの認識が甘いからなのだろうか。
野蛮で、今の世のことわりから見ると悪で、でもそのムラに住む人たちにとっては日常であること、そこから生まれ出るもの、理不尽な思いを強いられる人がいること、話してもわからない人がいること、イデオロギーで殴りその文化ごと抹殺するしかないこと、殴るしかないこと、なのか。なにかやり方はないのか。
酒のつまみの部類といった
野毛の大来でタンメンを食べる。野菜が山盛りで一見ヘルシーなのだが、ニンニクがめちゃくちゃ効いていて食べ進めるとワサワサ出てくる豚バラの脂がスープにもったりと溶け出している。どちらかと言えば酒のつまみの部類といった趣でおいしい。我慢できず半チャーハンも注文。パラパラでうまい。他店ではふつうサイズであろう大きさの器にのって出てきたのでちょっと笑ってしまった。半分の概念よ。となりのおじさんはうま煮ラーメン大盛り。「うま煮」という存在が少し気になり始めている。
焼いたチーズをのせた料理
異動の季節。新しくやってきた人たちと飲みに行く。焼いたチーズをのせた料理が美味しくて酔いをいいことに調子にのってぱくぱくと食べたのだが、今思うと食べたいが手を出しづらかった人もいたかもしれず、適切な間を持たなかった点を反省した。焼いたチーズをのせた料理は美味しかったのでまた食べたい。