気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

残カロリー

■食べたもののカロリーを記録できるiPhoneアプリを入れた。生きてるだけでも消費するカロリーとちょっと動いて燃焼させたカロリーも記録されるのが面白くてAppleWatchで割とよく眺めている。消費すべき残カロリーは1149カロリーである。晩ご飯分を入力したいけどよくわかんなかったので妻に今日の晩ご飯何カロリー?と聞いたら自分で調べろと言われ、そうだなと思った。ナッチポックンであり昼ご飯はハンバーグであった。別にカロリー制限をしようとの気分にはまだならない。

ひとかど

■年の瀬であるが仕事は全く終わらない。隣では終わらせるべき仕事が終わらないがゆえ積極的に仕事を複雑化し自らの活躍を演出する、あるいは別の課題をより大きく見せ担当している仕事の見栄え向上に努める人がいる。電話の向こうには自分の仕事を増やさないことを目指し他の人の仕事を増やそうと取り組み結果として自らの仕事を増やしている人がいる。仕事の主体は仕事であり人間は手段でしかないのだと思う。

■カシミアのセーターをもらった。清潔で軽くて暖かい。このセーターを着ていると、ひとかどの人物になったようで気分が良い。

それはそれとして

■Switchのインディーゲームセールは12/27まで。ということで何か新しいものをどれ、ひとつ、と思っていたのだが、それはそれとしてSteamにて50%offであった『DEATH STRANDING』を購入した。

■甥や姪に買ったクリスマスプレゼントはまだ家にある。会いに行こうにも首都圏で電車にて通勤、会議を普通に行っている身としてはやはり少し考えてしまう。できれば直接渡しおじさんとしての印象向上に努めたいのだが難しいかと思い始めている。

すべての、白いものたち

ハン・ガン『すべての、白いものたち』を読む。触れることはできるけれど、生と死のあいだにある、白い存在について。詩のようなテキスト。斎藤真理子さんの翻訳が良い。

すべての、白いものたちの

すべての、白いものたちの

それとフェンシングを見に行く予定だったのでした。

まあまさか世界がこんな状況になっているとは思わなかった。東京オリンピックのチケットじつは結構当たってたんですよね。バスケとウェイトリフティング、それとフェンシングを見に行く予定だったのでした。現実にはこの7月、休日は最寄り駅から出ておらず、その一方で平日はふつうに働いている。都内の感染者数はまた増えており、その並列世界たる勤め先では「対面でなければ伝わらないことがある、その大切さを分かってほしい」と上司が言うのであった。まじでこの世はどうなるかわからないもんだなあと考えているポーズをとることで正気を保つ、みたいな夏だ。ていうかまだ梅雨かな?もう季節もわからんな。

ポンジュノ

ポンジュノ監督『パラサイト』を見た。半地下に住む家族が豪邸に住む裕福な家庭に次々と喰い込んでいく話。ポンジュノ作品では『ほえる犬は噛まない』がぼくは好きなんだけど、『パラサイト』は話の大きさ感が『ほえる犬〜』に近いというか、最近のCGゴリゴリ超大作群よりも作品の身体性が高い/良い感じにコントロール効いてる印象があったの面白かった。監督の得意な間合いみたいなやつ。

ほえる犬は噛まない(字幕版)

ほえる犬は噛まない(字幕版)

  • 発売日: 2014/06/07
  • メディア: Prime Video

『パラサイト』する側、半地下家族がみんな有能なのがめちゃくちゃ皮肉で、ただチャンスがないだけで全ての人が紙一重な事実を想像させるヒリヒリする表現だと思った。無計画であればそもそも期待なんてしないし、だから挫折や悲しさを感じない。どうせ叶わないから計画なんてしないなんて、辛すぎる思考の到達点なんだよな。

計画・実行・失敗しやり方を変えて少し上手くいく。その繰り返しで自信や選択肢を得ていくことが成功体験だと思うのだけど、そのためにはやり直しの機会を得られる環境とそれを支える経済的余裕が必要で、その双方を持たない人間はどんどん先細っていき、最後には諦めてしまう。本人の資質の問題ではない。

あと『パラサイト』される側の家族が最後まで“悪意のない善良な人たち”として描かれてたの印象的だった。ただし娘にとって家庭教師は代替可能であり、妻の家政婦はチャパグリと同じく手軽な手段で運転手は性的魅力を感じる対象ではなく、社長には一線を超えない足でしかない。自分たちが招き入れてるのになあ。

「今こういう状態が存在しているんですよ」と伝えるためのアプローチとして(ポンジュノの資質なんだろなと思う)あの泣き笑いみたいなリアリティラインを採用するわけだけど、その飲み込みやすく配慮された作品が例えば作中のIT社長みたいな人にどう届いているのか、みんなどう思ったんだろうかと余韻の残る作品でした。

つけてみそ

若鯱家のカレーうどんが好きでたまに食べに行く。名古屋にいたときは適当に歩いていればすぐお店があったのだが、いまの生活圏内には1店舗しかなく、なんとなく特別感がある。あるのだが、ミニ丼セットの扱いがなくなちゃったんだよなー、この店舗。ちょっと考えてチーズトッピングにした。

MARK IS みなとみらいではテナント料との割りに合わないメニューだったのか、あるいは丼とカレーうどんを同時にもりもり食べるタイプのひとはあまりターゲットとしない戦略なのか。同建物に入っている丸亀製麺との差別化もしないとだし、まあ大変なんだろう。

中部圏のごはんは総じて好きで、山ちゃんに手羽先食べに行く(銀河高原ビールの生が大ジョッキで飲めるのも良い)とか、うずらフライにナカモの『つけてみそかけてみそ』かけてみるとか、関東に戻った今でも割と生活の一部になっている。

ただ、土手串カツだけがなあ、気軽に食べれないんだ。土手煮込みの鍋に串カツを浸してべちゃっとさせて食べるやつ。山ちゃんにあるのだが、薄切り肉を巻いたカツじゃなくて、できれば豚バラのブロック肉で3本180円くらいのやつ。12本くらい頼んで、ビールをぐいぐい飲みながら、冷めないうちに食べたいのだ。