気分は日記

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

19号

台風19号が来た。“地球史上最大級の規模”とややボジョレーのような煽り文句に素直に従い大人しく家に篭る。多摩川氾濫に伴い避難指示が出る。「安全な場所」とはどこなんだろうね、避難所である小学校の教室よりもマンションの4階でありキャンプ道具や食材の揃っている自宅のほうが「安全」な気がして残ったが、冠水してしまえば取り残されて安全ではなくなるだろうし。

ダムがいっぱいになってしまうので緊急放流をしてより大きな危険を避ける、というのも仕組みを考えると当然な作りなのだけど、あの緊迫感の中で伝えられるとショックが大きかった。放流した結果下流域では氾濫し人命を脅かすある程度の被害が出てしまうけれど、より大きな危険を避けるためにやむなしという判断をしなければならない事態って身近にあるんだなと思った。「大きな安全」のために「小さな危険」「大きくない犠牲」を選択しなければならないタイミングに立たされたときに、ぼくは判断できるのかな、とか。

「安全」の定義が自分の中になければ即座の判断も難しいのって生きることやっぱりハードル高いなと思った。近所の野良猫は台風の去った今朝、何匹か見かけたので大丈夫だったのかな。心配したぜ。台風が去ってから買いに行こ、と思っていたシングルバーナーで使える鉄板のおまけ付きBE-PALは既に売り切れていた。判断が甘い。