あいまい工場製造日誌

あんまり調べずに書く、よくある感じの日記です。

30代半ばで振り返る「若かった」自分の話

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

読了。30代半ばで振り返る「若かった」自分の話。

 

そういえば先日読み終わった『オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)』はSF好きのオタクがマジックリアリズムに触れる話、ではなく、オタクの主人公に到る一族が背負った「呪い」の話だった。

あるものが「世界」に存在していると認識してしまった状態を「呪い」にかかると言うならば、その存在を引き受けて生きていくこと・自分の意思でその「呪い」を乗り越えていくことこそが、生きていくことなのかなあ、なんて思った。終わらない『百年の孤独』みたいな話で面白かったです。